ブライトリングのための列車は、約3時間をかけてジュネーブのコルナヴァン駅に到着した。
ブライトリングが築いた140年の歴史を知る旅は、チューリッヒから始まった。複数のブランドが集い、その年の下期にリリースするニューモデルの発表の場として2020年から開催されている「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ」は、その名の通りジュネーブの市内にて行われている。このイベントに合わせてチューリッヒには期間限定でブライトリングのポップアップミュージアムがオープン。まずはこれを取材した。同ミュージアムでは「THEN & NOW」をテーマに、ブライトリングの歴史と最新作を展示。ミュージアムピースは地下1階に、ニューモデルは地上1・2階にAIR、LAND、SEAそれぞれの世界を演出したうえでディスプレイされていた。
プレスプレビューには、ブライトリングのCEOジョージ・カーン氏やヘリテージ部門の責任者ジャンフランコ・ジェンティル氏、そして創業一族の3代目ウィリー・ブライトリングの息子グレゴリー・ブライトリング氏が登壇し、ブランドの輝かしいヒストリーを語るとともに、興味深いエピソードなども紹介してくれた。なお同ミュージアムには貴重なアーカイブピースが展示されており、訪れる人々がブライトリングの豊かな歴史や知られざる物語を知るきっかけとなったことだろう。とりわけ注目を浴びていたのが、最新のマニュファクチュールムーブメントとなる「パーペチュアルカレンダー クロノグラフ キャリバーB19」を搭載した3部作の展示だった。
今回の「THEN & NOW」ポップアップミュージアム in チューリッヒは、ブライトリングの栄光の歴史を広く知ってもらうことを目的とするもので、その魅力に触れられる重要かつ貴重なイベントとなったに違いない。今後は世界の有名都市にて同様の展示会が催される予定とのことで、時計好きにとって楽しみのひとつとなりそうだ。
関連リンク:https://www.supakopitokei.com/breitling_copy44.html
ブライトリング現地取材の2日目は、チューリッヒ駅から「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ」が開催されているジュネーブへ向かうため、“B”を掲げている特別特別列車に乗り込むことから始まった。ブライトリングから提供されたチケットには「9:43発」と記され、駅の電光掲示板には「BREITLING – 140 YEARS OF FIRST to Genève. Enjoy your journey」の表示。まさにこれから始まる旅に気分が盛り上がった。10番ホームでブライトリングのコスチュームを着た女性にチケットを見せ、乗車。ブライトリングのための列車は、約3時間をかけてジュネーブのコルナヴァン駅に到着した。
到着後、新作発表のプレスカンファレンスまで時間に余裕があったため、ジュネーブのブライトリング ブティックを訪問することに。その途中、ジュネーブのシンボルであるレマン湖の大噴水を望むモンブラン橋に、市の紋章と「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ」の旗がはためいているのを見た。この近くに立地するブティックではヘリテージピースの展示会「THE TIME CAPSULE」が見学でき、昼下がりの時間帯にも関わらずその盛況ぶりに感嘆。併設されたブライトリング キッチンも新鮮だった。その後、ニューモデル発表の会場へと向かった。
記者会見では、前日に引き続きの登場となるジョージ・カーンCEOが140周年を迎えたブライトリングの最新トピックスを紹介。新たにオープンした「THEN & NOW ミュージアム」に加え、「パーペチュアルカレンダー クロノグラフ キャリバーB19」搭載の3部作を披露した後、同社お馴染みの動画プレゼンテーション「ブライトリング・サミット・ウェブキャスト」を上映。革新的なこのマニュファクチュールムーブメントを搭載する「プレミエ」「ナビタイマー」「クロノマット」は、いずれも18Kレッドゴールドケースの贅沢な仕様で、各140本のみの限定生産。ボックスもこだわりが込められた特製のもので、創業140周年記念のブランドブック『140 YEARS IN 140 STORIES』の特別表紙版が付属している。この3部作は、オリジナルモデルの誕生年の順で詳細が明かされた。
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