時計愛好家は必見の価値ありといえる。

 「オクト フィニッシモ スケッチ 限定モデル」は、モデル名にもあるように“スケッチ”をコンセプトに作成されたタイムピースだ。スケッチは、特にイタリアのルネサンス以降の美術の歴史を通じて、絵画、彫刻、建築などの分野で使われてきた手法であり、ブルガリでも時計開発の過程において、この文化的伝統を長く採用している。今回、ブランドのクリエイティブスタジオは、ムーブメントを描いたスケッチに着目し、これを文字盤上で表現するというユニークなアイデアを実現させた。

本機は、文字盤上にマイクロローター、脱進機、ブリッジ、ルビーの各パーツに加えて、コート・ド・ジュネーブ、サーキュラーグレインなどの美しい仕上げまで描かれたムーブメントの精緻なスケッチをデザイン。まるでシースルーバック仕様の裏ブタからムーブメントを眺めているような錯覚を覚えるフェイスデザインを作り上げた。このスケッチは、ブルガリ ウォッチプロダクト クリエイションエグゼクティブディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ氏が描きこんだもので、生き生きかつのびのびとした筆致により、機械式ムーブメントの美しさや芸術性が見事に表現されており、時計愛好家は必見の価値ありといえる。

「オクト フィニッシモ スケッチ 限定モデル」は、280本限定となるステンレススチール製ケース、70本限定となるピンクゴールド製ケースの2種類を展開。ステンレススチール製ケースは、スケッチの背景がオフホワイトとなり、針はブラックビーズブラストPVD加工を施すことで、よりモダンで都会的な表情をアピール。ブレスレットもケースと同じく、ステンレススチール製となる。ピンクゴールド製ケースは、ポリッシュおよびサテン仕上げのケースとブレスレットに採用し、同系色でスケッチの背景をデザイン。ブラックビーズブラストPVD加工が施された針が文字盤カラーとの馴染みがよく、落ち着きと気品ある仕上がりを作り上げた。さらにサンバースト仕上げのベゼルの採用によって、本機のエレガントな魅力がより強調された印象だ。

自社製ムーブメント、キャリバーBVL 138を搭載

2モデルとも、サイズはケース径40mm、厚さ6.4mmとなり、ブルガリの自社製ムーブメント、キャリバーBVL 138を搭載。シースルーバックには、ブルガリ創業140周年を記念する「EDIZIONE LIMITATA」と「1884 – 2024」の文字が描かれ、本機の特別な存在感を際立たせるディテールとなっている。

参考記事：https://seesaawiki.jp/gekiyasucopys/

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