時計に再利用するエコフレンドリーな取り組みでも話題を集めている。

 モーリス・ラクロアの人気コレクションである「アイコン」は、1990年代の「カリプソ」の復刻版であり、クオーツ時計として2016年に初登場。作り込まれた外装と10万円台の価格設定で多くの支持を集め、現在ではブランドを代表するコレクションに成長している。本機は、海へ流れ出る前に回収されたプラスチックごみをアップサイクルしたプラスチックとグラスファイバーを組み合わせた「オーシャンバウンド・プラスチック」をベゼル、ケース、ケースバック、リューズ、エンドピース、バックルといった外装素材に使用。世界的な問題となっているプラスチックごみを、時計に再利用するエコフレンドリーな取り組みでも話題を集めている。


今回、カジュアルなファッションで定番パターンとなっている迷彩柄を外装に取り入れており、ミリタリー感を強調するグリーンカーキケースと、もう少し明るいイメージのベージュケースの2モデルをラインナップ。これらの直径40mmケースには、アイコニックな6つの爪から成るベゼルが備えられ、モーリス・ラクロアの本拠地であるスイスのフランシュ・モンターニュ地方に因んでジュラ山脈ウェーブと名付けた波打つ山脈をイメージしたパターンの文字盤をセット。ファセット加工の時針と分針、バーインデックスはブラックに統一し、さらにこれらにホワイトスーパールミノバをコーティングすることで、暗所でも高い視認性を実現している。また、秒針はアクセントとしてレッドを、3時位置に日付表示を配し、デザインと実用性を両立している。

参考記事:https://www.pinterest.jp/nuliba2014/

クオーツムーブメントを搭載しており、防水性能も100mを確保。カモフラージュ柄をランダムに施したラバーストラップには、センター部分にブランドのシンボルである「M」のロゴがデザインされる。このラバーストラップはイージーチェンジャブルシステムを採用しており、ツールを使わずに簡単に交換可能だ。「アイコン #タイド カモ」は、両モデルともに世界1000本限定。本機の制作にあたり、1本につき17本のペットボトルが利用されており、環境負荷を軽減する一助となっている点も時計ファンには伝えておきたい。ファッショナブルなスタイルに環境問題への配慮が込められた、今の時代ならではのタイムピースなのである。



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